2016年01月06日

マンションの関連法規等の性格

マンションに関連した法規や標準管理規約等にやたら誤解が
ありますので簡単に解説します。

区分所有法
区分所有法は正確にはマンションの法律ではありません。

マン ションという概念を定義しますと次のようになります。

「マンション」の定義
マンションとは2以上の区分所有者が存する建物で、
人の居住の用に供する専有部分 のあるもの並びにその敷地
及び附属施設をいう。

この定義はマンション管理適正化法に定められているもの
で、区分所有法にはマンションという概念はありません。

区分 所有法の対象は人の居住の用に供しない専有部分のみ
の建物も含むから、マンションよ り広い概念で、区分所有
建物という用語が使われます。

因み に、不動産登記法では区分建物といいます。


マンション標準管理規約
マンション標準管理規約は法規ではありません。
これは単なる標準的なモデルということで、管理組合が
採用するか、否かは全 くの自由です。

従って、法律的拘束力はありません。
コメントについてもしかりです。


マンション建替え円滑化法
マンション建替え円滑化法は多数決によって、建替えを
実現させるための手続法で、正確 には実体法ではありません。

建替え円滑化法が定める方法は2つで、建替組合を設立して
実行する方法と個人施行者が 行う方法です。


マンション管理適正化法
マンション管理適正化法は主にマンション管理士、マンション
管理業者、管理業務主任者等の業者を規制する取締法規です。
その結果として管理組合の保護に働きますが、その法としての
性格は行政法です。


マンション標準管理委託契約書
マンション標準管理委託契約書も標準管理規約と同様に単なる
モデルであって、管理業者 が採用するか、否かは全く自由です。
posted by 橋マンション管理士事務所 | Comment(0) | TrackBack(0) | 法律/判例
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