2019年07月13日

空き家の問題(マンション版)

最近、空き家の問題が社会問題となっていますね?
ここで、空き家の問題点を考えてみましょう。

空き家は、賃貸、売却用として空き家状態になっているもの
は、いずれは賃貸契約が締結され又は、買い主が見つかれば
入居者が現れ解消されます。

しかし、目的もなく空き家になっている物件というものも
急速に増えています。

それは、少子化、供給過剰、人手不足による倒産などの原因
で空き家になっている場合です。

その中でも所有者がはっきりしている物件は全く、個人的な
問題で私たちがとやかく口を挟む問題ではありません。

しかし、所有者の存在が不明のものは防犯上、防災上、の
理由で放置できなくことがありますね。

これが、一般の戸建てですと更に街のイメージの悪化につな
がると言う理由で、行政の問題となります。

この放置物件が、マンションの住戸である場合は、そのマン
ションの管理組合に対する管理費等の滞納問題が同時に発生
しています。

そして、数が増えればマンション全体の資産価値の減少にも
繋がります。

このような問題は、管理組合自体の問題です。

管理組合として執れる手段は、現在の真の所有者を見つけ出
し、その物件の処分なり、使用なりをしてもらい、滞納金の
支払いをお願いすることになります。

ここで、もし、所有者が見つからないときは、裁判所に財産
管理人の選任を申し立てて、清算して貰うことになります。

でも、上記の手段が功を奏しないことは、ままあります。
この場合、現在の所有者または財産管理人を相手に、裁判所
に競売を申し立てて、その競売代金又は競落人に対して滞納
金の支払いを請求することになります。

しかし、この期に及んでも、この競売でも必ずしも滞納金の
解消の見込みがないことが予想されます。

特殊な手段ですが、債権者である管理組合がこの競売に参加
して、自ら競落し、その物件をリフォームして、賃貸又は売
却することによって解決するという方法も可能性としてはあ
ります。

もし、このような事案を抱えている管理組合が御座いました
ら、当事務所にご相談ください。

マンションの法律問題は特殊な問題です。
まずはマンション管理士にご相談ください。

大分前の話ですが、Yahooのサイトにこんな記事が載っ
ていました。

「マンション管理士がマンションを巡る法律問題の相談に当
たることは、弁護士法違反である」という記事でした。

「マンションの管理の適正化の推進に関する法律」第二条第
五号に「マンション管理士、第三十第第一項の登録を受け、
マンション管理士の名称を用いて、専門的知識を持って、
管理組合の運営その他マンションの管理に関し、管理組合の
管理者等又はマンションの区分所有者等の相談に応じ、助言、
指導その他の援助を行うことを業務とする・・・。」

という規定が有り、これはマンションの管理に関する法律
相談を容認する規定とされています。

従って、法律によって認められた行為ですので、弁護士法違
反に当たりません。

Yahooに記事を書いた主も、結局は何んの資格も持って
いない方だったようで・・・・。
posted by 橋マンション管理士事務所 | Comment(0) | TrackBack(0) | 法律/判例
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