2019年08月16日

マンション管理士とはどんな人?

マンション管理士の実務は極めて法律と関係が深いことを前回
お話しました。

しかし、マンション管理士のうち法律科目を学校で学んできた
方は半分以下であると思います。

法律学を学んだ方と、そうでない方との大きな違いは、法律学
を学んだ人の法が法律的ものの考え方の基礎がありますので、
断片的な法律知識の方に比べれば応用が利くといえます。

マンション管理士の選任に当たっては、ご自身のマンションが
抱える問題によって、それを使い分けるのが良いかと思われま
す。

ところで、マンション管理士の資格は名称独占で業務独占でな
いといわれています。

これも甚だ疑問に思っています。

純粋に業務独占でないとしたら、マンション管理士の仕事はほ
とんどお手上げとなってしまいます。

なぜかというと、実務の比率としては法律的な問題の解決の比

重が多いからです。

しかし、法律相談は弁護士の独占業務です。

ですから、マンション管理士がマンションの問題解決に法律相
談を行ったら、弁護士法違反となってしまうのです。

よく、マンションの諸問題について一般の方が法律的な相談に
のっている方がおられますが、その意味で、法律違反の疑いが
起こります。

弁護士法では、法律的業務であっても他の法律が認めるときに
は例外として認められています。

司法書士や行政書士の業務はまさにそれです。

それでは、マンション管理士はどうかというと、マンション管
理適正化法の第2条第五号で次のようにうたっています。、

「専門的知識をもって、管理組合の運営その他マンションの
管理に関し、管理組合の管理者等又はマンションの区分所有者
等の相談に応じ、助言、指導その他の援助を行うことを業務と
する者」

と規定しています。

実務では、この「相談」には法律相談も含むと解釈されていま
す。

次回に続く
posted by 橋マンション管理士事務所 | Comment(0) | TrackBack(0) | 法律/判例
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