2019年08月26日

マンション管理士の仕事てどんなもの?2

マンションの管理規約はマンションの憲法だとか、法律と同等
の効力を持つとか言っていますが、その根拠を理解している人
の何と少ないことか?

ボーッと生きているんじゃないよ!言われてしまいますよ。

区分所有法には「規約に別段の定めがない限り」とか「規約に
別段の定めをすることを妨げない」とかの文言があります。

これを解釈すると、区分所有法は法律が求めた範囲内で規約に
よって、別段の定めを認めていることが分かりますね?

そして、その定めは法律と同じ効力を認めていることが分かり
ます。

つまり、規約は区分所有法によって、その設定の権限とその効
力を与えられているので、法律と同じ効力が認められているの
です。

それでは区分所有法の規定自体はどの様な効力があるか知りた
いと思いませんか?

答えは、区分所有法の規定は原則的に各規定に反する取り決め
は認めていません。

これを、これを専門家の世界では強行規定と言っています。

その理由は第3者他人に損害を与える可能性があるからです。

言い方を変えると公益的見地からと理解されています。

従って、仮にこれに反する規約を作っても無効と言うことにな
ります。

ただし、原則には必ず例外があります。それはこの法律によっ
て認められた事項です。

それが、上記の「別段の・・・・・・・」という規定です。

以上を整理しますと、実務ではトラブルが発生した場合、先ず
規約の定めがあるかないか?を確認します。

規約に定めがある場合は規約の定めに因ります。

規約の定めが無い場合は民法の特別法である区分所有法等の定
めに因ります。

区分所有法等の特別法に定めが無い場合は一般法である民法の
定めに因ることになります。

このようにご説明いたしますと規約の意味がご理解いただける
と思います。

次回の続く
posted by 橋マンション管理士事務所 | Comment(0) | TrackBack(0) | 法律/判例
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