2019年08月30日

マンション管理士の仕事てどんなもの?

今回はそれに密接な関係の大規模修繕工事についてお話しさ
せて頂きます。

不正行為の典型的な事例ですが、マンションの大規模修繕工
事において、コンサル業者が、管理組合から報酬を受けると
同時に、管理組合と直接契約関係にある施工業者からも
リベートを受け取るというものです。

もう少し詳しくお話ししますと、管理組合がコンサル業者を
選定する前には、通常は複数のコンサル業者から見積書をと
りますね?

その見積書の中で最も重要な関心事は金額であることは言う
までもないと思います。

例えば、このプロジェクトのコンサル業としての受注の採算
ライン100万円ぐらい必要と仮定します。

あるコンサル業者はその契約を取りたいたがめに桁外れの安
い金額を提示します。

仮にそれが60万円だったとします。

それが決定打となり、そのコンサル業者は見事に契約を勝ち
取りました。

しかし、それでは、そのコンサル業者はそれでは当然採算が
とれません。

そこで、このコンサル業者は、大規模修繕の施工業者に、
管理組合との契約に便宜を図る見返りとして、40万円の
リベートを自社に支払うという約束させるというものです。

こうして、コンサル業者は契約を我がものにすると同時に、
採算の合う100万円をも取得するのです。

その施工業者が、ほかの施工業者よりも40万円高い金額
で請け負っていれば、管理組合が本来40万円安い金額で
大規模修繕工事を完成させることができたのに、40万円
余分に払わさられたことになります。

反対に、その施工業者は契約金額がほかの施工業者と大差
がなければ、その施工業者の収入はコンサル業者に支払うリベ
ート分の40万円が収入減になり、採算がとれなくなって、
どこかで挽回の必要に迫られるわけです。

それが原因となって、手抜き工事という形になることもあり
ます。

例えば、鉄部の塗装で本来ならばペンキを3回塗るべきとこ
ろを2回しか行わないとか。

要するに、どちらの場合も最終的には管理組合が割を食うこ
とになります。

次回に続く
posted by 橋マンション管理士事務所 | Comment(0) | TrackBack(0) | 法律/判例
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/186491378
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック