2019年09月01日

マンション管理士の仕事てどんなもの?

建物の新築工事においてコンストラクション・マネジャー
という言葉を聞いたことがありませんか?

コンストラクション・マネジャーは設計や監理、施工工事と
は別にそのプロジェクトを初期段階から完成までをマネジメ
ントする専門家です。

要するに施主様に替わって、その建設プロジェクト全体を取
り仕切る人です。

マンションの大規模修繕工事においては、このコンストラク
ション・マネジャーに相当する専門家をリノベーション・マ
ネジャーと呼びます。

マンションの大規模修繕工事の施主は管理組合です。

管理組合は素人で構成されているのが通常です。

そこで、リノベーション・マネジャーが大規模修繕工事の初
期段階より完了まで管理組合に替わって工事をマネジメント
し、必要な管理組合に事前の承認や事後の報告を逐次すると
いうことになります。

この方式は、オープンブック方式(価格開示方式)となじみ
やすく、実際にはセットで運用されています。

オープンブック方式は管理組合に対して施工に於ける工事原
価と対価(利益)を明らかにします。

更には、下請け業者についても、下請けの段階ごとにその業
者の契約金額を開示させお金の流れを明らかにさせます。

また、一次、二次、三次というような重層的な請負の形態を
できるだけ排除します。

下請け、孫請け、ひ孫というように請負の段階が多くなると、
末端に行くほど職人の報酬は少なくなり、それは品質の低下
や安全性の低下につながるからです。

また、原価についても訳のわからない費用を抑えコスト削減
にも気を配ります。

例えば、作業員の勤務データのチェック、原材料の仕入れ
のチェック、工程のチェック等々です。

我が国において、このような工事モデルは、鹿島建物総合管
理株式会社が国土交通省の補助事業として研究に応募し、
リノベーション・マネジメント協会を立ち上げ、実践的化の
道を開いたものです。

筆者はこの協会の会員として第1回のマンション・リノベーシ
ョン・マネジャー資格の認定を取得しています。
posted by 橋マンション管理士事務所 | Comment(0) | TrackBack(0) | 法律/判例
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