2019年09月05日

管理費について(マンション管理士として)

同じタイトルで延々と続いてしまい、読みやすさに欠けてしま
いましたので今回より具体的なタイトルに変えます。

マンションの管理費項目は2つに分けることができます。

1つは支出項目としての管理費です。

この項目には
・日常の管理を管理会社に委託している場合はその定額委託
  管理費。
・管理組合としての水道光熱費、通信費、消耗品費、
・管理会社に委託していない直契約による費用
・日常的な小修繕の費用
・役員に報酬を支払っている場合の費用
・マンション管理士や弁護士報酬の費用
・予備費
などがあります。

2つめは区分所有者からの収入項目としての管理費です。

この適正な金額は、支出項目としての管理費の年額を
1年で割り、更に区分所有者の人数で割ったものです。

年間の収入管理費が支出を大幅に上回る場合は、管理費とし
ての徴収額が過剰すぎるか?或いは管理組合としての業務をし
っかり行っていないか?であるといえます。

収入管理費に不足が生じている場合は、各支出項目が適
正であるかを検証の上、無駄があれば是正して、それでも足り
ない場合は値上げを考慮すべきでしょう。

管理費は単年度決算でありますから、過剰であっても、不足
であっても管理組合運営としては好ましくはありません。

大幅な余剰金が出た場合は、総会で決議をして修繕積立金に
振り替え、次年度から値下げをすることが望ましいです。

しかし、これはあくまでも、理屈の上での問題で、実務では
管理費は余剰金が出るが、修繕積立金は不足していると言
うのが筆者が経験してきた管理組合の実情です。

従って、管理費に余剰が出たからと言って、その値下げを断行
することは好ましくはないと思います。

この場合は、一度、管理費と修繕積立金の組み替えをす
ることをお勧めします。

理由は、一度減額をしたお金は必要なときに増額するの
は難しいからです。
posted by 橋マンション管理士事務所 | Comment(0) | TrackBack(0) | 法律/判例
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