2012年09月30日

マンションの電気はどのように配電されているのでしょうか?

Q:
電力会社から専有部分(区分所有部分)の室内配線や計器の点検があり
ますので、当日は在室してくださいとのチラシが入っていました。

マンションの設備は管理組合が管理していると思うのですが、電力会社が
直接点検することがあるのでしょうか?

A:
マンションの配電は2つの系統があります。

一つはマンションの共用部分に供給される系統で、この受変電設備は自家
用電気工作物として管理組合の所有になります。

従って、その管理は管理組合が行い、管理組合が委任した電気主任技術者
による、年1回の法定点検が法律上義務づけられています。

今春、問題となった電気料金の値上げでは、オフィスビルや工場の等と同
じように、この共用部分は通商経済産業省の認可を要しない自由契約で
供給されています。

二つめは専有部分の配電系統ですが、これは共用部分の受変電設備とは
厳然と区別され、電力会社がマンション内に借室して受変電設備を設けて
います。

その所有は電力会社にあり、そこから各専有部分に個別に配電されてい
ます。

専有部分内の電力量計やブレーカーも電力会社の所有です。

従って、専有部分の内の計器や分電盤や配線、コンセントまで、電力会社
がその点検を行います(4年に1回ですが)。

このように専有部分は戸建てと同じ扱いですから、電力会社は契約も居住
者と個別に行い、その料金値上げも通商経済産業省の認可を必要として
います。

質問の点検は、後者の点検で管理組合とは関係なく、電力会社によって
通常4年に1回行われています。
posted by 橋マンション管理士事務所 | Comment(0) | TrackBack(0) | よくある質問
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