2012年10月28日

マンションの管理組合と自治会はどのように違うのでしょうか?

Q:
私の居住するマンションには管理組合と自治会があります。
どのような違いがあるのでしょうか?

A:
管理組合とは正確には区分所有法第3条にいう「区分所有者の団体」を
指します。

この団体すなわち管理組合は「法律上当然に成立」する「区分所有者全
員」で構成される法定の団体です。

管理組合はマンションの建物、敷地及び付属施設などの維持管理を目的
とする組織です。

自治会は、同じ地域に住む「住民」の親睦と地域生活の向上を目的とした
自治的な「任意団体」である点が違います。

小規模なマンションでは町内会(自治会)に加入して、その一員として
活動することもありますが、大規模マンションでは、マンションの住民の
みで自治会を組織し、町内会と同じ機能をしているところもあります。

地方公共団体によっては、自治会(町内会)のみに助成金やゴミ処理等
に関する定めをして、管理組合は単なる私的財産管理団体として、その
対象としていないところもあります。

しかし、管理組合といっても、純粋に管理行為のみに目を向けていたので
は、壁に突き当たります。

日常の管理についても、大規模修繕についても、災害対策についても合意
形成や、その円滑な実施には居住者間のコミュニティは不可欠です。

マンションの管理規約のモデルとして国土交通省が作成している、標準
管理規約が「地域コミュニティにも配慮した居住者間のコミュニティ形
成」をも管理組合の業務に含めているのはそこに理由があります。

従って、言葉上は明確に区別できても、実際には両者を線引きすることは
難しいことと思います。
posted by 橋マンション管理士事務所 | Comment(0) | TrackBack(0) | よくある質問
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