2012年11月04日

騒音を発している階下の住人に対して法的手段で止めさせる方法はありますか?

Q:
午後8時から深夜に掛けて連日、階下の住人が楽器の演奏をしている。

何度となく中止を求めたが、止める気配がない。

音を測定業者に測定させたが、その音量は38デシベルであった。

止めさせる法的な手段はありませんか?

A:
軽犯罪法第1条14号には「公務員の制止をきかずに、人声、楽器、
ラジオなどの音を異常に大きく出して静穏を害し、近隣に迷惑をかけた
者」の処罰を規定しています。

ここでは「音を異常に大きく」と規定していますので、質問のレベルでは
該当しないと考えられます。

東京都条例136条は「何人も規制基準を超える騒音を発生させてはなら
ない」と規定し、その基準として、別表第13を定めています。

その基準は用途地域によって多少の高低はありますが、最低は40デシベ
ルです(ただし、この基準はマンションについて定めた基準ではありませ
んが)。

裁判例もこの規制値を参考値としているものがあります。

従って、一般的な判断として、質問のように40デシベルを下回る騒音で

は、裁判という手段では勝ち目はないものと考えられます。

管理組合の役員さんに仲に入ってもらって話し合うか、裁判所の調停とい
う手段で解決するしかないかと思われます。
posted by 橋マンション管理士事務所 | Comment(0) | TrackBack(0) | よくある質問
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